4月9日は語呂合わせで“鍼灸の日”だそうです。
そして鍼灸と言えば、やはりツボ(経穴)治療ですよね。
ということで、今日はオススメのツボをご紹介したいと思うのですが、前回の記事は腰痛のツボでしたので、今回は肩こりに効くツボをご紹介しようと思います😀
⏬前回の記事はこちら⏬
誰でも簡単にできる肩こり解消のツボ
前回の記事にも載せましたが、厚労省が実施している国民生活基礎調査において、症状別の訴えを見た時に、肩こりは女性で1位、男性では2位となっています。
ちなみに腰痛は男性が1位で女性が2位なのでちょうど逆のパターンですね。
どちらにしろ、肩や腰の症状に悩まされている人が多いということなので、今回の記事、前回の記事を参考にしていただければと思います。
そして今回も簡単にセルフケアができるものに絞ってみました。
上肢だけで解消できるものを集めてみましたので、気軽にできると思いますよ😌
曲池(きょくち)
このツボは肩こり以外にも肌荒れや下痢・便秘に対して効果を発揮します。
また、頭痛や歯痛、咽頭痛などの痛みも和らげてくれます。
【見つけ方、押し方】
肘を曲げた時にできるシワの先端にあります。
骨の近くになるので、響きやすい場所です。そのため強い刺激は避けましょう。
イタ気持ち良いくらいの刺激で2〜3分ほど揉んでください。
手三里(てさんり)
このツボは肩こりや首こりのツボとして有名ですね。
筋膜的にも肩、首と関係が深く、寝違えた時に刺激するとかなり改善することがあります。
僕もよく患者さんに対して利用します。
【見つけ方、押し方】
肘を曲げた時にできるシワ(曲池)から指3本分下になります。
ここは少し強めの刺激で3秒押してください。そのあと小さな円を描くように揉んだら一旦押すのを緩めましょう。これを何回か繰り返してください。
合谷(ごうこく)
こちらも結構有名なツボなので、ご存知の方も多いかもしれません。
肩こりだけでなく、風邪や下痢・便秘、体の色々な痛みを解消してれるので、万能のツボとも言われています。
【見つけ方、押し方】
親指と人差し指の間にありますが、やや人差し指寄りにあります。
そのため、親指の腹を置いたら小指の方向に向けて押してください。
ジーンと響く感じがあれば押せています。
3〜5秒くらい押し、ゆっくり離すというのを数回繰り返します。
イタ気持ち良いくらいの刺激で押しましょう。
後渓(こうけい)
このツボは肩こり以外にも目の疲れ、首の痛みや寝違えに効果を発揮します。
【見つけ方、押し方】
このツボは小指の側面にあります。
矢印で示した線(手相で言うところの感情線)の先端部分となります。
手を握るとこのようにシワが2本できますが、そのうち下の方ですね。
実際に押す時は、手は握り締めず、軽く曲げる程度で大丈夫です。
人差し指を当て、垂直に押してください。持続的に押すよりかは小刻みに刺激する方が良いです。
また、机の角を利用すれば左右同時に押すこともできますよ。
その場合、手を上下に動かすように刺激を与えてみてください。
少し痛みを感じるくらいで3〜5分くらい行いましょう。
以上が、肩こり解消にオススメのツボになります。
ぜひ、仕事の合間や入浴時などに押してみてください♪
その日のうちに体の状態をリセットできると良いですね😌
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