緑茶ってやっぱりすごい!その驚きの効果とは?【5月2日は緑茶の日】

5月2日は”緑茶の日”だそうです。

緑茶と言えば日本人にとても馴染みのあるものですよね?
また、多くの人が普段からよく飲んでいるのではないでしょうか?

近年では、緑茶に関する研究が盛んで、それにより多くの効果が明らかになってきました。

今日はそんな緑茶のすごい効果をたくさんご紹介しようと思います!

緑茶(カテキン)の効果について

緑茶に含まれる代表的な成分はカテキンで緑茶特有の苦味に関係しています。
カテキンはポリフェノールの一種で、体に多くの効果をもたらしてくれます😌

【カテキンの主な効果】
① 血中コレステロール・体脂肪率の低下
② 血圧・血糖値上昇の抑制
③ 殺菌、抗菌・抗ウイルス作用
④ 抗ヒスタミン作用
⑤ 抗酸化作用
⑥ 口臭、虫歯の予防

それぞれを詳しく見ていきましょう。

① 血中コレステロール・体脂肪率の低下
② 血圧・血糖値上昇の抑制

まず、これらの効果に関係するのはダイエットです。それゆえに最近ではサプリやトクホ(健康保険用食品)といった商品に利用されているんですね。

また、コレステロールや血糖値などと深い関係にあるのは脳梗塞や糖尿病といった病気です。
カテキンはこれらを抑えてくれるので、結果的に脳梗塞、糖尿病のリスクも下げてくれるんです。
ただし、効果を発揮するにはかなりの量が必要(毎食コップ2杯ずつくらい)なので、積極的に摂取したいですね。

もちろん、ダイエットや病気の予防にはバランスの良い食事、運動なども大事な要素です。
効果のあるものを多く取り入れて、健康を維持・増進しましょう💡

③ 殺菌、抗菌・抗ウイルス作用

これに関係するものと言えば、風邪やインフルエンザといった感染症ですよね。
摂取することでリスクが減るのはもちろんのこと、緑茶うがいでもその効果はあります。
冬の寒い時期なんかであれば是非活用したいですね。

まだ、有効性は確認されていませんが、新型コロナウイルスも感染症の1つですから効果を発揮する可能性はあると思います。早めに有効性が示されると良いですね。

他にも、菌やウイルスと関係があるのは”がん”です。
がん研究振興財団では「がんを防ぐための新12か条」というものを示しており、その中にも“ウイルスや細菌の感染予防と治療”があります。

そのため、緑茶(カテキン)は抗がん作用も持っているんですね😌

④ 抗ヒスタミン作用

ヒスタミンは炎症物質の1つで、花粉症やアレルギーに深く関わります。

カテキンには抗ヒスタミン作用があり、特にメチル化カテキンと呼ばれる種類は花粉症の症状緩和に効果的と言われています。
ちなみに、これが豊富に含まれているのはべにふうきという品種です。
辛い花粉症をお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか?

⑤ 抗酸化作用

抗酸化作用と言えばアンチエイジングですね。
これは、美容に深く関わってきますので、女性は特に興味のある分野ではないでしょうか?

どちらかと言えば、ビタミンであったり、ニンジンなどに含まれるカロテノイドが有名かもしれません。しかし、ポリフェノールの一種であるカテキンにも抗酸化作用はあります。
また、一口に抗酸化作用と言っても、それぞれ効果が少しずつ違うこともありますので、色んな抗酸化物質を取り入れたいですね☺️

他にも、がんの抑制や動脈硬化の予防といった効果もあります。

⑥ 口臭、虫歯の予防

カテキンには消臭効果があるので口臭予防になります。
また、虫歯の原因となるミュータンス菌の増殖を抑えるので、虫歯の予防にもなります。
最近、カテキン入りの歯磨き粉を見かけますが、それはこういった理由からですね😀

しかし、口臭、虫歯に対して最も重要なのは唾液です。

緑茶にはカフェインが含まれており、利尿作用があります。
尿の量や回数が増えれば、体の中の水分が少なくなって、唾液の量も減ってしまいます。
そうなると返って口臭や虫歯のリスクは上がってしまうので注意が必要です。

口の中がネバついている時は水分不足の証拠です。
そういう時は緑茶を飲むより普通の水を多めに摂取しましょう。

以上が緑茶(カテキン)の効果になります。
最近では、認知症の予防にも緑茶が効果を発揮すると言われています。
ただ、今のところ研究自体が少ないので、個人的にはまだ慎重になった方が良いと思っています。

それでも上述したように、緑茶の効果はたくさんあります。
今後もそれ以外の効果が明らかになるかもしれませんね!

一方、緑茶のデメリットというのもやはりあります。
特に”飲み過ぎ”についてですね。

具体的に気をつけたい成分を3つほどご紹介します。

【緑茶で気をつけたい成分】

① カフェイン

WHO(世界保健機関)による1日のカフェイン摂取限度は300mg。コーヒーなんかであれば5、6杯が限界になりますが、緑茶(煎茶)の場合、10杯程度までなら問題ありません。
ただし、緑茶でも玉露の場合はコーヒーの倍以上ものカフェインが含まれていますので、ご注意ください。

そして、やはり気をつけたいのは妊娠中の女性と子どもですね。
妊娠中の女性や乳児に関しては常識的に避けていると思いますが、乳児以降の子どもに関しても避けたり、量を少なくした方が無難ですね。

これはカフェインに限らず、体に害を与えるものの許容量は子どもの方が少ないからです。
心配であればノンカフェインの麦茶などが良いでしょう😌

② タンニン

これは鉄の吸収を妨げるので、鉄分が不足しやすい女性は気をつけたいですね。
特に鉄欠乏性の貧血などをすでに持っている場合は、緑茶の多量摂取を控えましょう。

③ シュウ酸

これは結石の原因となる物質です。結石ができやすいのは男性で、女性の2.5倍と言われていますので、男性は少し気にしておいた方が良いかもしれません。
ただし、シュウ酸はいろんな食物に含まれており、偏食で結石ができることもしばしばです。
そのため、普段からバランスの良い食事を心がけましょう。

まとめ

緑茶には多くの効果があるので、積極的に摂取したり、活用したいですね☺️
ただし、飲み過ぎは良くありません。健康的な人でも1日10杯くらいまでにしましょう💡

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