日本人&アジア人初のメダル
2016年のリオ大会で羽根田卓也選手はカヌーのスラローム競技で銅メダルを獲得しました。
これは日本人初、そしてアジア人としても初めてという快挙でした👏
スラロームは激流を下りながら、途中のゲートを通過してタイムを競うというもの。
しかし時にはそのゲートを遡るようにして通らなければならないので、かなり過酷なレースです😅
そんなカヌー競技の発祥はイギリスで、全体的にヨーロッパ勢が強いです。
その中において日本が注目しているのはスロバキア。
国内に数多くの人工カヌー場を整備しており、そこから多くのメダリストを輩出しているからです。
羽根田選手も高校卒業後すぐにスロバキアに渡り、現地で多くの経験を積んだそうです。
これがリオでの銅メダルに繋がったことは言うまでもありませんね!
東京オリンピックでもその時の再現、そしてそれ以上の結果を期待したいですね☺️
左右非対称だからこそパフォーマンスは高まる
こちらは羽根田選手のインスタから拝借した1枚です😅
以前、ご本人も仰っていましたが、おへそが右に寄っているのがお分かりでしょうか?
これは単純に右側の筋肉をよく使うからですね。
特にお腹の横にある腹斜筋という筋肉がつくと、おへそがそっちに引っ張られてしまうのです。
少し見づらいですが、横腹の部分を見ると右の方がポコっと出っ張っています。
どういうスポーツにも言えることですが、たくさん使うところに筋肉はついてきます。
そのため、どうしても偏りが出てバランスは悪くなってしまいます。
しかし、大事なのは見た目ではありません。パフォーマンスを高めて試合で勝つためです。
最初からバランス悪く鍛えようとする人はいないでしょうけど、重要な部分を鍛えていけば、最終的にバランスが悪くなるのは当然です。
しかし良い結果を生むにはそれで良いわけですね💡
スポーツ選手以外にも当てはまる
実はこれ、スポーツ選手だけでなく、我々にも当てはまったりするんです。
僕は10年ほど治療の世界に身をおいているのですが、結構、体の歪み(バランス)を気にする人は多いですね。
確かに、かなり歪んでくれば外見上だけでなく、機能的な部分にも影響が出てくるので、矯正や調整、普段の体の使い方などを変えていった方が良いです。
しかし、それが軽微であるならば、しない方が良いこともあります。
それはなぜかと言えば、直すことで返ってデメリットが大きくなる可能性があるからです。
これはどういうことかと言うと、誰しも動きやすい動きだったり楽な姿勢があるんですね。
そしてそれが長年積み重なると歪みになっていきます。
これは、裏を返せば歪んでいるからこそ、その人にとっては動きやすい、楽な姿勢を取れるということでもあります。
つまり、これを無理やり直すことで、見た目は美しくなっても、機能面では返ってマイナスになることもあるわけです。
そのため、必ずしも歪みを直すのが良いとは言えないんですね😓
外見上だけでなく、機能面も含めて対応していくと良いですね💡
こんにちは、ヤスオです!
今日は、水上での熱い戦い“カヌー”についてスポットを当ててみます!