トレーニングは体にとって良いもの?【4月1日はトレーニングの日】

4月1日はエイプリルフールが有名ですが、“トレーニングの日”でもあるそうです😁

そんなわけで、今日はトレーニングについて記事にしてみました!

トレーニング効果にはどんなものがあるか?

なんとなく皆さん「トレーニングは体に良い」とお思いかもしれませんが、残念ながら悪い面もあります。

ざっとではありますがそれらを挙げてみたいと思います💡

<トレーニングのメリット🙂>

① パフォーマンスの向上
② 生活習慣病の予防・改善
③ 認知症の抑制
④ リラクゼーション効果

① パフォーマンスの向上

まず、トレーニングで思い浮かぶのは、これではないでしょうか?

より重いものを持ち上げられるようになったり、足が速くなったり、特定のスキルがついたりと多くの効果をもたらしますよね?

これは一般の人であろうとアスリートであろうと同じことが言えます。

しかし、アスリートの場合、どうしてもハードなトレーニングも行う必要があります。
もしそうなってくると、今度は疲労が溜まりやすくなり、逆にパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。また、怪我のリスクも高まってくるので、その辺りのバランスを取るのが難しいところでしょう。

そんなわけで基本的にはトレーニング=パフォーマンスの向上となりますが、絶対ではないんですね。

② 生活習慣病の予防・改善

生活習慣病は糖尿病(II型)や脂質異常症、高血圧など生活習慣の悪さから引き起こされる病気のことですが、トレーニングをすることでこういった病気を予防することができます。

また、糖尿病(II型)になると、エネルギー源である糖を細胞に取り込みにくくなってしまいます。
本来、インスリンというホルモンが糖の取り込みを促すのですが、それが働きにくくなるんですね。

こういう時でもトレーニングは非常に役立ちます。
定期的に行うことで、インスリンの効果を高めるデータが出ているんです。

そんなわけで、トレーニングは糖尿病(II型)をはじめとする生活習慣病の予防及び改善にも効果が期待できるんですね。

③ 認知症の抑制

認知症はどうしても加齢とともに増加していきますが、それを助長する原因の1つに脳血流の低下があります。

それを抑制するには逆に脳血流を増やすことにあり、まさにトレーニング(運動)が適しているわけですね。

1週間に3回以上運動習慣がある人は、運動習慣がない人に対し、認知症にかかる確率を30%以上も低下させるデータもあります。

運動と言っても歩くだけで良いんです。特に早歩きをすればさらに認知症にかかる確率を減らせる(運動習慣がない人に対し50%低下)データも存在しています。

④ リラクゼーション効果

実はトレーニングも心身に変化をもたらすものなので”ストレス”なんです。

しかし、程良いストレスであれば、体の中の抵抗力を向上させます。

また、それと同時に頭の中でも苦痛を和らげようとベータエンドルフィンという物質が分泌されます。これは脳内麻薬とも言われていて、幸福感ももたらします。

そのため、結果的にリラクゼーション効果へと繋がるんですね!

ここでは4つほど挙げましたが、他にもダイエット効果だったり、免疫力の向上といったメリットがあります。多くの部分で鍵となるのは適度なトレーニングです。
やり過ぎは逆効果をもたらすので注意が必要ですね!

<トレーニングのデメリット☹️>

① ストレスの影響を受ける可能性
② 体へのダメージや疲労の発生
③ 脱水症状や熱中症、低体温症などのリスク

① ストレスの影響を受ける可能性

先ほど、リラクゼーションのところでも少し触れましたが、トレーニングはストレスの1つになります。

適度なトレーニングによる程良いストレスであれば、メリットの方が上回りますが、過度なトレーニングは強いストレスをもたらし、体に悪影響となります。

一番影響が出るのは免疫系ですね。すなわち、風邪などの感染症にもかかりやすくなります。
この辺りのことは以前の記事にも書きましたので、参考にしてください。

② 体へのダメージや疲労の発生

多かれ少なかれ、トレーニングをすれば体にダメージは起こりますし、疲労も発生します。

しかし、ある程度ダメージや疲労がないと体は強くなっていきません。
これは回復過程で体はパワーアップするからなんですね。
これも以前の記事に詳しく書いてありますので、興味のある方は覗いてみてください。

難しいのは、最大のパフォーマンスを得られるトレーニング量、負荷、頻度はどれくらいなのか?
という点です。

一般的にトレーニング負荷が少なければ、体へのダメージも少なくなりますが、パワーアップもほとんど見込めません。一方、やり過ぎれば、怪我や故障のリスクは高まり、免疫機能も下がります。

また、人によって目標、目的、現在のレベルなども違うので、それを探すのはとても難しいんですね。

単純に体への悪影響だけを考えるのであれば、ハードなトレーニングは避けた方が良いでしょう。

③ 脱水症状や熱中症、低体温症などのリスク

トレーニングでは自身のコンディションだけでなく、周囲のコンディションも影響を与えるものです。

夏などの暑い時期であれば大量に汗をかき、脱水症状になりやすいですよね。
また、その状態が続けば体温調節ができなくなり、熱中症を引き起こすこともあります。

一方、冬などの寒い時期であれば、汗が冷えて体温が著しく下がり、体が動かなくなってしまう低体温症になることもあります。

他にも影響を与えるものはたくさんあります。
湿度や風といった気象条件、室内か屋外かという環境面などです。

状況に合わせてトレーニングを行うことも大事ですね。

デメリットの鍵となるのは、やり過ぎという部分です。
怪我までいかなくても体に大きなダメージを負ってしまえば、しばらくトレーニングもできなくなるので、元も子もないですよね。

また、極端に暑い、寒いといったコンディション下ではパフォーマンスの低下であったり最悪、死に繋がることもありますから、無理は厳禁です!

まとめ

  • 適度なトレーニングを定期的に行えば、病気の予防、抑制、改善などに繋がる
  • 過度なトレーニングは強いストレスを生み、心身に悪影響を及ぼす

というわけで、適度なトレーニングを心がけることが健康への近道であり、体にとって良いものになるんですね😀

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