オーストラリアの水事情【水道水って飲めるの?硬度はどのくらい?】

今日はオーストラリアの水事情についてお話ししようと思います💡

僕はブリスベンを中心としてワーホリで1年ほど滞在をしました。
その中で、日本とは違う”水事情”もいくつかありました。
そういった実体験も交えて記事にしてみました!

オーストラリアにとって水は非常に貴重

出典:旅行のとも、ZenTech

ご存知の通り、オーストラリアは住める場所が少なく、ほとんどは乾燥地帯です。
また、上の地図にもあるように砂漠も結構あって、水はすごく貴重なんですね😌

ワーホリでシャワーを浴びる時なんかも結構、口うるさくオーナーから節水を言われることも。
友達が住んでいたところなんかは「5分以内!」みたいな張り紙もあったとか😅

でもそれはお国柄仕方のないことなんですね!

水道水は飲める?

では、水道水はどうかと言えば、普通に飲めます!

しかし、美味しくはないです(苦笑)

それは日本の水道水といくつか違いがあり、また、慣れていないこともあって美味しくないのでしょう。

裏を返すと日本の水道水がいかに美味しいかということも言えますよね✨

日本との違い

日本と大きく違うのは次の2つです。

①塩素濃度が濃い

塩素は水の消毒に欠かせないので、水道水には必ず含まれます。
しかし濃度が濃いと臭いがきつかったり、味も美味しくなくなります。
また、塩素はタンパク質を破壊するので、髪の毛や肌を痛める可能性があります。

WHOは塩素濃度の基準を定めていて、オーストラリアももちろん従っていますが、日本に比べ濃度が濃いのです。そのため、上記のような体験をするわけですね。

②フッ素がかなり入っている

世界保健機関は「適切な量の水道水フッ化物添加やフッ化物塗布はう蝕(虫歯)の予防に、多大な利益がある」

出典:ウィキペディア(Wikipedia)

というわけで、一般的にフッ素は虫歯の予防に効果を発揮すると言われています。
しかしその一方で、体内に蓄積すると特定の疾病を引き起こすとも言われています。
日本の場合、後者の影響を考慮してフッ素の基準をかなり厳しくしています。
そのため、虫歯の予防はできないですが、それによる健康被害は出ないということですね。

一方のオーストラリアは前者の利益を取っているため、フッ素が普通に入っています。
実際、虫歯を予防しているとの報告もあります。逆に健康被害については特段見当たりませんでした(僕の調べた限りですが)。しかし、気になるようであれば、水道水を飲むのは避けましょう。

というわけで①、②ともに理由は違いますが、スーパーなどで飲料水を普通に買う方が無難かと思います。スーパーの自社ブランドであれば1.5Lが1ドルもしない(70円くらい)ので十分安いですよ😁

地域によっては硬度が高い

実は地域によって硬度の違いはかなりあるんです!

僕が長期的に住んでいたブリスベン、それにアデレードは硬水に入ってきます。(↓表参照)

出典:オーストラリア留学センター

ちなみにゴールドコーストはブリスベンに近くこちらも硬水だそうです💡

そういうわけで、この地域への旅行であったり、留学をする場合には、このことを少し頭に置いておくと良いかもしれませんね。特に敏感な人や慣れていない場合、お腹を壊すかもしれませんので、やはり、市販の水を買う方が良いでしょう😅

まとめ

最後に記事のまとめです。

  • オーストラリアにとって水は貴重
  • 水道水は飲めるが、日本と結構違いがあるので、お店で買うのが無難

主にこの2点になりますね。旅行や滞在などで訪れる際に参考にしていただければと思います😌

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