自分の優位感覚を調べよう
人は様々なところから情報を仕入れますが、その仕入れ方というのは3つに分類されます。
視覚、聴覚、体感覚です。いわゆる五感のうちの3つですね。
五感は他にも嗅覚と味覚がありますが、どちらも得られる情報が限られるので、メインで使うというのはなかなか難しいです。そのためこの2つは体感覚に含めて考えます。
この3つを英語表記で表すと以下のようになり、それぞれの頭文字を取ってVAKモデルと呼んでいます。
視覚 = Visual 聴覚 = Auditory 体感覚 = Kinesthetic |
人は誰しもメインに使う感覚が異なっていて、これを優位感覚と言うんですね。
そしてもし自分自身がどのタイプかを知っていれば、効率の良い勉強ができるというわけです。
例えば、次のように置き換えることができます。
- 視覚タイプであれば、文章やイラストなどを「目」で覚える
- 聴覚タイプであれば、音読したり、音声を聞いたりして「音」で覚える
- 体感覚タイプであれば、文字をたくさん書いて「体」で覚える
なお、自分がVAKのどのタイプかは簡単に調べることができますよ😀
テストはいろんなサイトにありますが、次のサイトがシンプルでわかりやすかったので、ご紹介したいと思います。 ▶︎▶︎▶︎ LingalingaLanguageLearning「VAKテスト」
VAKを扱う上での注意点としては、以下の3つです。
- あくまでも自分自身の特徴の1つ
- 一長一短あり、どれが良い悪いというのはない
- 自分自身が年齢を重ねて色んな経験を積んだり、周囲の環境に変化があったりするとタイプも変化する
つまり、絶対ではないということは頭に置いておいた方が良いでしょう💡
それでも現在のタイプを把握し、学習に利用することで効率は良くなりますから、使わない手はないと思うのです😌
言語感覚優位(Auditory Digital)もある
実は先ほどのVAKモデルに言語感覚優位(Auditory Digital)というものを加えたものがあるんです。
頭文字を繋げてVAKADなんて言ったりもします。
なぜこれを挙げたかと言うと、僕がこのタイプだったからです(笑)
VAKの3つだけだと僕は視覚(V)タイプなんですが、その詳しい説明を読んだ時、どうもしっくりこない経緯があったんですよね。そこで調べていくうちに言語感覚(AD)タイプがあることを知ったんです。
そこで今度はそのタイプも含めたテストを行ってみたんです。
利用させてもらったのはこちら▶︎▶︎▶︎ kani-nabe「優位感覚テスト」
そうしたら言語感覚がダントツでトップだったという流れです(笑)
言語感覚の英訳には”Auditory”という単語が入っています。
それは、言語というのは話したり、聞いたりするものなので聴覚と関係するからなんです。
しかし、聴覚タイプが単純に話すのが好きだったり、聞いて物事を理解するのに対して、言語感覚タイプは言語を頭の中でじっくり吟味した上で理解するという違いがあります。
そのため、このタイプは理解するのに結構時間が掛かったり、独特な解釈をするとも言われています。学習方法に関しても同様で、その人ごとのやり方を見つける必要があります。
ちなみに僕の場合、VAKでは視覚(V)タイプなので、視覚的に学習することが多いです。
しかし、時には声に出して本を読んだり、文字に起こしたりというような他の感覚も複合的に取り入れて理解を深めるようにしています。
自分に合ったやり方を見つけるまでは苦労するかもしれませんが、それを見つけさえすれば、とても論理的に物事を理解できるので、長期的には有利なタイプかもしれませんね😌
まとめ
- 人それぞれ情報の仕入れ方、理解の仕方に違いがある
- 視覚(V)、聴覚(A)、体感覚(K)のタイプ別に勉強すると効率が良い
- 言語感覚(AD)を加えた4分類(VAKAD)もあり、人によってはそこに分類されることもある
- タイプは年齢や環境などによって変化するので絶対ではない
VAKあるいはADのタイプごとに学習を進めると効率が良いことをお分かりいただけたと思います。
また、仕事をスムーズに進めたい時、他人とのコミュニケーションを円滑に図りたい時など多岐に渡って活用できるものです。
タイプ診断も簡単にできますから、一度ご自身のタイプを把握してみると良いかもしれませんね😀
こんにちは、ヤスオです。
今日は「自分に合った効率の良い学習方法」についてお教えしたいと思います💡